あいさつを交わす李大統領(右)と姜代表=11日、ソウル(聯合)
あいさつを交わす李大統領(右)と姜代表=11日、ソウル(聯合)
【ソウル11日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領とハンナラ党の姜在渉(カン・ジェソプ)代表は11日、青瓦台(大統領府)で初の定例会合を開き、5月に臨時国会を召集して各種の民生法案を処理することで意見をまとめた。青瓦台の李東官(イ・ドングァン)報道官が明らかにした。

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李大統領と姜代表は、韓米自由貿易協定(FTA)批准案とともに与野党が2月の臨時国会で合意したものの処理できなかった30余りの民生法案を早期に処理することで合意した。

 また、与党、政府、青瓦台との協議強化に向けた対策と関連しては、責任政治の具現のため3者がより緊密に協議し、各種国政懸案を論議していくことにした。これに向け来週中に韓昇洙(ハン・スンス)首相と各官庁の長官、党指導部が出席する初の協議会が開催される予定だ。

 一方、李大統領はこの席でハンナラ党の党大会を予定通り7月に実施した方がよいとの立場も示した。

 ハンナラ党の趙允旋(チョ・ユンソン)報道官によると、李大統領は姜代表が第18代国会開会前の党大会開催を示唆したことに触れながら、姜代表が7月までの任期を全うし、大統領選や総選挙と同様に第17代国会の任期満了と第18代国会の準備も無事に終えるよう求めた。李大統領のこうした言及はハンナラ党内で論議されている党大会の早期実施に対し反対の立場を強調したものとみられる。

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