尹大統領の支持率が「急落」…与党も「下落」＝韓国

「ユン・ソギョル（尹錫悦）韓国大統領の支持率が、4月10日の国会議員総選挙後11％急落した」という世論調査の結果が18日発表された。

韓国の世論調査企業であるエムブレインパブリック・ケイスタットリサーチ・コリアリサーチ・韓国リサーチの4社が今月15～17日、満18歳以上の男女1004人を対象に実施した全国指標調査（NBS）によると、4月第3週における尹大統領の支持率は27％と集計された。

これは、4月10日の総選挙以前に実施された前回調査時に比べ、11％も下落した数値である。不支持は、前回調査時に比べ9％上昇した64％であった。

尹大統領の国政運営への信頼度に関しては「信頼する」という回答が31％、「信頼しない」という回答が65％と集計された。

一方、政党支持率調査では、与党“国民の力”と最大野党“共に民主党”が同率の32％であった。与党は前回調査時に比べ7％下落し、共に民主党は3％上昇した。つづいて祖国革新党が13％、改革新党が4％、新しい未来と緑色正義党がそれぞれ1％であった。

総選挙の結果については「野党圏の議席数が予想より多かった」という回答が40％、「与党圏の議席数が予想より多かった」という回答が28％と集計された。また「予想とほぼ同じであった」と言う回答は23％であった。