以下は一問一答。
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――公式訪問は初めてだが、韓国に来た感想は。
「到着後すぐに(会見が行われた)ホテルに来たため、まだ韓国のどこも見ていません。とても寒いですね。ここに来るときに少し渋滞していましたが、道路事情は日本も韓国も特に違いはないようですね」
――あすのコンサートでは、どのような歌を歌うのか。日本でははだしでライブをすることで有名だが、あすのコンサートでもはだしで歌うのか。
「『雪の華』と『Find The Way』の2曲を歌う予定です。はだしは慣れているので、明日もそうして歌う予定ですが、あまりにも寒ければ靴下をはいて歌います(笑)」
――一緒に出演する韓国の歌手の中で、楽しみにしている人はいるか。
「出演するすべての人の歌を聴いてみたいです。なかでもBoAさんは、日本でも知っている方なので心強いです」
――7日に日本で、8日に韓国で発売される初のベストアルバムを紹介してほしい。収録曲の中で特に愛着のある曲は。
「ベスト盤には、歌い慣れた曲がたくさん収録されています。(映画『NANA』の主題歌『GLAMOROUS SKY』、『雪の華』、デビュー曲の『STARS』、『WILL』など全14曲を収録)。韓国のCDショップなどを見て回れば、韓国でも私のアルバムが販売されるんだと実感がわくのでしょうが、まだ肌で感じていません。収録曲は1曲ごとに思い出があるので、特に愛着のある歌を選ぶというのは難しいです」
――映画「NANA」に主演した背景と演技をしてみた感想は。劇中のNANAと自分自身は似ているか。
「もともと私は原作の漫画『NANA』のファンでした。周りの人もそれを知っていて、映画化の話が出たときには自然に出演依頼を受けました。演技はとても難しく、自分の演技に満足は出来ていません。日本でも私とNANAが似ているなんて話がありますが、愛よりも仕事とプライバシーを大切に思う点については似ていますね」
――映画「NANA」の音楽制作にはどの程度関わったのか。
「映画で私が歌う歌の選曲には関わりましたが、その他の映画音楽についてはタッチしていません」
――一見、内気に見えるが実際の性格は。
「日本でも暗いイメージだといわれていますが、自分自身では(自分のイメージは)よくわからないです。一度親しくなった人とは深く付き合う方ですね。」
――韓国でも非常に人気のある日本人歌手だが、人気を実感したり、韓国のファンから印象的なファンレターをもらったことはあるか。
「(韓国でも)人気があるというのは聞いていて、とてもうれしく思っています。いつだったか、私の誕生日ごろに韓国のファンがビデオレターを送ってくれたことがあります。ケーキを準備して日本語でお祝いの歌を歌ってくれている映像でした」
――パク・ヒョシンやリンなど韓国の歌手が中島美嘉さんの歌をリメークしていますが。
「とてもうれしく光栄に思っています。ただ、リメークした皆さんが私よりもっと上手に歌っていて、少し自信がなくなってしまったことも(笑)」
――日本の韓流ブームについて実感はあるか。
「テレビを付けると実感します」
――韓国の歌手と一緒に仕事をしてみたいと思うか。また、韓国でコンサートを開く計画は。
「チャンスがあれば韓国の歌手とも一緒に仕事をしてみたい。コンサートについてはまだ具体的な計画はありませんが、スタッフと『やってみたいね』というような話はよくしています」
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