【ソウル9日聯合】ハンナラ党は第18代国会議員総選挙の開票結果、150議席をやや上回るというぎりぎりの過半数確保が予測されるや、沸き立っていた開票初盤の雰囲気が一変、失望ムードに包まれた。
 出口調査結果では、最大184議席まで伸ばし安定して過半数を確保するものと予測されたが、接戦区で同党の候補が相次ぎ落選するなど、期待に及ばない結果が出ている。首都圏では善戦したものの、地盤となる嶺南で予想を上回る大敗を喫したほか、李在五(イ・ジェオ)候補をはじめ李明博(イ・ミョンバク)大統領の側近らがいずれも落選し、一角では、「過半数は確保したものの、事実上の敗北だ」との声も挙がっている。ある党幹部は、「非常に驚いた。親朴連帯と自由先進党などへの支持層離脱が大きかったようだ」とし、党の状況が今後どうなるか予測できないと話した。選挙結果が明らかになると、姜在渉(カン・ジェソプ)代表ら指導部は党本部の代表室で会議を開き、今後の政局運営案などを協議した。

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 一方、趙允旋(チョ・ユンソン)報道官は口頭論評を通じ、「これまで目標として提示していたように、半数を超える議席を確保した。信任してくれた国民に心から感謝する」とし、選挙の過程でハンナラ党がやや失望させることもあったが、今後はより良い姿を見せたいと抱負を示した。

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