認証を得たモバイルワイマックス基地局=9日、ソウル(聯合)
認証を得たモバイルワイマックス基地局=9日、ソウル(聯合)
【ソウル9日聯合】次世代通信サービスとして注目を浴びているモバイルワイマックス(ワイブロ)の国産装備が、初の国際公認認証を獲得した。
 サムスン電子とポスデータは9日、モバイルワイマックスの技術標準と認証を管理するワイマックスフォーラムから、国際公認認証を受けたと明らかにした。移動通信キャリアや装備メーカーなど520社余りが加入するワイマックスフォーラムが、モバイルワイマックス製品を正式に認証したのはこれが初めて。

 サムスン電子が認証を得た製品は、KTワイブロサービスに使用されているモバイルワイマックスウェーブ1基地局と、独自開発のモデムチップセットを使用したPCカード型端末機。ポスデータも独自に開発したモバイルワイマックス基地局製品と、KTを通じ市場に供給しているUSB型端末製品が認証を獲得した。

 携帯インターネットのモバイルワイマックス、国内名称ワイブロは、韓国が世界に先駆け開発した無線通信サービス。2007年10月には第3世代移動通信システム「IMT-2000」の標準にも採択されている。今回の認証獲得で、世界市場でのさらなる拡大が期待される。

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