サムスン電子の展示端末機=31日、ソウル(聯合)
サムスン電子の展示端末機=31日、ソウル(聯合)
【ソウル31日聯合】国内の携帯電話メーカーが、来月1日から3日まで米ラスベガスで開催される北米最大の携帯・ワイヤレス総合展示会「CTIAワイヤレス2008」で、戦略製品を公開し市場拡大に乗り出す。
 関連業界によると、サムスン電子は展示会で、厚さ12.9ミリメートルながらも500万画素のカメラを内蔵したグローバル戦略モデル「SOUL」を米市場初公開する。2月にスペインで開かれた「モバイル・ワールド・コングレス2008(MWC)」で反応が良かったことから、同社は米国市場の集中攻略に乗り出す構えだ。また、300万画素のカメラ付き携帯「Flipshot」、「ウィンドウズ・モバイル6」をOSに採用した「Blackjack2」、Wi-Fi技術を装着した「Katalyst」など、米主要通信事業者を狙った戦略モデルも展示する。

一方、LG電子は「スマートテクノロジー」と「スタイリッシュデザイン」をテーマに、929平方メートル規模のブースを構える。200万画素のカメラとブルートゥース機能を備えたフルタッチスクリーン式携帯電話「Vu」(モデル名LG-CU920)を初公開する。同製品は、米通信社のAT&Tを通じ5月に発売予定だ。あわせて、キーボードが「QWERTY」配列の「EnV2」(LG-VX9100)も公開する。携帯電話でありながら、パソコンのように電子メールや文字メッセージのやり取りが可能だ。北米で300万台を売り上げた「EnV」(LG-VX9900)の後継モデルで、来月末に発売される。

 LG電子はこのほか、「Rumor」「Scoop」などの新製品や、すでに販売されて人気を博しているタッチスクリーン式携帯電話も展示する。また、第4世代の移動通信標準として有力な「LTE」技術と、移動しながら携帯電話でテレビ放送を受信できるモバイルテレビ技術「MPH」も披露する。

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