今回設置された新古里1号機原子炉は、経済性を高めた「改善型韓国標準原発」で、国内最大規模となる100万キロワット級のもの。内径4.1メートル、高さ14.5メートル、重さ約350トンで、複数の段階に分かれていた装てん作業を単純化することで作業時間を短縮するとともに、作業者の被爆減少効果も期待できる。
新古里1・2号機の事業工程は現在約60%で、構造物工事に続き本格的な機器設置工事が進むと、1日最大4000人の人材が投入される予定のため、雇用拡大と地域経済活性化にも寄与するものとみられる。
新古里1・2号機は2000年8月に建設基本計画が確定、2005年7月に建設許可を受け、2006年6月に着工した。2010年12月に1号機、2011年12月に2号機が完工する予定だ。
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