【ソウル27日聯合】米アイオワ州のアイオワシティー近郊で25日、母子5人が殺害された事件で、子ども4人が全員海外養子縁組された韓国人だったことが分かり衝撃が走っている。
 米州中央日報によると、犠牲となったのは、勤務先の銀行から金を横領した容疑で起訴されていたスティーブン・シュペル被告の妻と、夫婦が韓国から養子縁組して迎えた10歳、7歳、5歳、3歳の子ども4人。警察はシュペル被告が母子を殺害したものとみている。4人はいずれも未婚の韓国人女性が産んだ子どもで、1998年から2005年にかけて米国に渡った。家族が通っていた教会の牧師によると、夫婦は子どもを大事に育てていたという。

 シュペル被告は同日、高速道路の防壁に衝突し炎上した乗用車の中から遺体で発見された。

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