情報通信部は2日、11月の情報技術(IT)輸出が72億4000万ドル、輸入が40億4000万ドルを記録したと発表した。収支は32億1000万ドルの黒字となった。輸出額は前月より5.5%多く、月間ベースでは過去最大となる。
 品目別輸出額をみると、半導体、携帯電話、液晶モニター、チューナーなどは前年同月に比べ増加したが、パソコン、デジタルテレビなどは減少した。半導体の場合は、対中輸出が10億1000万ドルと53.1%増加したことにより、全体では5.8%増加した25億5000万ドルに達した。携帯電話は34.8%増の25億2000万ドルを記録した。欧州連合(EU)には10億1000万ドル(19.5%増加)、中国には4億5000万ドル(24.3%増加)と昨年を上回ったが、米国に対しては4億2000万ドルで40.2%減少した。

 情報通信部は「11月のIT輸出の増加は季節的特需に助けられたが、こうした特需が終わる12月にはやや減少するだろう。上半期は輸出が不振だったが今年のIT輸出は780億ドル台を達成できるだろう」と話している。



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