ソウルの中心でまた鳴り渡った「君が代」...「天皇誕生日の記念」
ソウルの中心でまた鳴り渡った「君が代」...「天皇誕生日の記念」
駐韓日本大使館主催でソウルのあるホテルで開かれた徳仁天皇の誕生日記念行事で、日本の国歌「君が代」が2年連続で演奏されたと、17日(現地時間)に日本の「産経新聞」が報道した。

「産経新聞」の黒田勝弘・ソウル駐在客員論説委員は同日、「駐韓日本大使館の英断」というタイトルのコラムを通じて、「君が代は外交儀礼として当然なので、ことしも(14日の記念行事の)冒頭に厳かに粛々と流れた」と伝えた。

14日、ソウルのあるホテルでは国内外の各界の約450人が参加した中、徳仁天皇誕生日(2月23日)の記念行事が開かれた。

過去にソウルで開かれた天皇の祝宴では韓国の反日感情を考慮して君が代を演奏しなかったが、昨年に初めて君が代が演奏された。

当時、日本大使館の関係者は、「出席者に負担をかけないように配慮してきたが、過度な面もあった」とし「大使館主催の行事に国歌の演奏は自然なことであり、日韓関係改善の流れの中で今回は当然の姿にしようとして、韓国の国歌とともに君が代を流すことにした」と説明した。

韓国国内では君が代の演奏を批判する声もある中、2年間ソウルで開かれた天皇誕生日の行事に君が代の演奏をはじめ、一部の出席者が日本の伝統衣装である着物を着て行事に参加したことが分かった。「産経新聞」は「このうち男性の和装は初めてだ」と付け加えた。

なお、今回の行事では福島第1原発の爆発事故が起きた地域である福島産の「日本酒」を含めて日本各地の有名な日本酒も提供された。
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