現役入隊を避けようと知的障害診断まで…30代のアイドルメンバーに執行猶予
現役入隊を避けようと知的障害診断まで…30代のアイドルメンバーに執行猶予
現役入隊を避けようと知的障害診断まで受けた30代アイドルメンバーが懲役刑の執行猶予を言い渡された。

17日、法曹界によると、ソウル北部地裁刑事3単独のイン・ヒョンジュン判事は、11日に兵役法違反容疑で起訴されたアン某氏に懲役1年に執行猶予2年を言い渡し、社会奉仕80時間を命令した。

これに先立ちアン氏は、2011年と2017年にそれぞれ身体等級1級と2級の現役兵入営対象判定を受けたにもかかわらず、知的能力に問題があるかように振る舞うことで診断書を発布され、兵役の義務を忌避しようとした疑いを受けている。

2019年10月29日から2020年5月22日までの約7か月間、ソウル・トンデムン(東大門)区のある病院で、精神的な問題があるかのように行動して診療を受け、総合心理検査で心理的問題および認知機能障害があるかのように誇張したり歪曲(わいきょく)された回答をしたと調査された。

これに対して少なくとも1年以上の精神科的観察および薬物治療が必要だという趣旨の兵務用診断書を発給され、2020年5月に「境界線知能および知的障害」の理由で、4級社会服務要員の招集対象処分を受けた。

しかしアン氏は2012年から2022年までアイドルグループ活動をしながら、韓国国内よよび海外で活発に活動し、精神的に特別な問題がなかったことが明らかになった。

裁判部は「アン氏が過ちを認めており、初犯であり、今後兵役義務を履行すると誓っている」とし、「その他に被告人の年齢、性行、環境、犯行の動機、手段と結果、犯行後の情況などを総合した」と量刑理由を説明した。
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