とてつもなく甘酸っぱい気持ちになれる、K-POPラブソング特集

サンドゥル「Slightly Tipsy」
　ウェブトゥーン作品「理想の彼女」のOSTとして、2020年にリリースされたシングル曲。原曲は歌手「イ・ミニョク」が2015年に発売した曲だが、サンドゥルがリメイクして人気に火がつき、たちまち音源チャートでは1位を獲得した。韓国ボーイズグループ「B1A4」のサンドゥルがボーカルを務めたこの曲は、男性主人公が「お酒の力を借りて、今日君に告白する」という気持ちが表現されていて、大学生の恋愛が少し甘酸っぱく描かれたラブソング。

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IU「Secret」
　韓国歌手「IU」が2011年に発売した、アルバム『Last Fantasy』の収録曲。“ファンタジー”がテーマなだけに、その世界観が音楽から伝わるミディアムテンポのロックバラード。オーケストラセッションと、今よりも少し幼さが残るIUの可愛らしい歌声が魅力的。そして詩的な「秘密が多くなっていく　言い出しにくい話だけが積もっていく けど私は夢を見る　翼をつけた私の気持ちが夜空へと飛んでいく」というサビのメロディーと歌詞がとても印象的なラブソング。

ONF「Belle Epoque」
　韓国ボーイズグループ「ONF」が2020年に発売した、アルバム『SPIN OFF』の収録曲。原題は「初キスの法則(Belle Epoque)」で、副題としてつけられた「Belle Epoque」は「過去を振り返って良かったと思う時代」を意味する言葉としてつけられた。「今日に限って濃く漂う、君のシャンプーの香りは、僕をじれったくさせようと君が立てた計画かい？」という印象的なＡメロの歌詞は、奥手な男性に対して女性がちょっとした合図を送った状況を彷彿とさせる。人生に一度きりの初キスをONFはどう表現しているのか、ぜひ聴いてほしい。

Suzy,BAEKHYUN「Dream」
　韓国歌手「スジ」と韓国ボーイズグループ「EXO」のベッキョンが2016年にリリースした、シングル曲。当時、現役トップアイドル同士のデュエット曲として注目を集めた、ラブソング。ジャズを基盤としたポップR&Bソングで、恋に落ちた男女の心情が素直に表現され、甘い歌詞や風に乗っているような2人の歌声にも注目。

赤頬思春期「FRIEND THE END」
　韓国歌手「赤頬思春期（BOL4）」が2023年にリリースした、アルバム『Love.zip』の収録曲。ミディアムテンポの曲ながら、エレキギターやアコースティックギターのアルペジオ、ドラムなどの楽器で疾走感を感じ、アン・ジヨン特有の個性的な歌声が不思議にもそんなサウンドとマッチしている曲。好きな人への気持ちがどんどん隠せなくなっていく様が軽快に歌われたラブソング。