板門店で警戒任務に当たる韓国軍の兵士。3月撮影(資料写真)=(聯合ニュース)
板門店で警戒任務に当たる韓国軍の兵士。3月撮影(資料写真)=(聯合ニュース)
◇板門店で北朝鮮軍が拳銃携帯 JSA非武装化も破棄

 韓国と北朝鮮の軍事境界線上にある板門店の共同警備区域(JSA)で、北朝鮮軍が拳銃を携帯して警備に当たっていることが28日、分かった。JSAでの非武装は、南北が2018年に結んだ軍事合意に基づく措置だ。北朝鮮は同合意の事実上の破棄を宣言した後、非武装地帯(DMZ)で監視所(GP)の復元に着手したのに続き、JSAで武装していることが確認された。

◇尹大統領が来週以降に大統領室と内閣刷新 閣僚7~10人交代か

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が来週から、大統領室と内閣の大々的な刷新に着手する見通しだ。来年4月に総選挙を控え、大統領室の首席秘書官級高官の大半と長官(閣僚)19人のうち7~10人を入れ替えるとの見方が強い。その場合、尹政権発足後で最大規模の人事刷新となる。大統領室の関係者は聯合ニュースに「今回の内閣改造と再編は、政権3年目にあたり国政課題を履行して国民が(効果を)実感できる政策を進められる人材を適材適所に配置するもの」と伝えた。

◇生涯で最も支出多い年齢は「17歳」 教育費の影響大きく

 統計庁が発表した、年齢変化に伴う消費と労働所得の関係を分析した「21年国民移転勘定」によると、生涯のうち消費が最も多くなる時期は17歳で、3575万ウォン(約410万円)を支出した。高校時代に公共教育消費として1151万ウォンを支出するなど、教育消費の影響が大きかった。0歳から26歳までは労働所得が消費より少なく赤字で、27歳からは黒字が発生し、61歳に再び赤字に転じた。

◇保護者らの学校訪問が予約必須に ソウル市が29日から試験運用

 ソウル市教育庁は、部外者が無断で学校に侵入して事故が起きることを防ぐため、29日から「学校訪問事前予約システム」を試験運用すると発表した。市内の幼稚園、小学校、中学校、高校と特殊学校の計68校で運用し、活用度などを踏まえて2024学年度に全面導入するかどうかを決定する。韓国では最近、保護者による暴言や暴行に苦しむ教師が増えており、教育界からは部外者の学校訪問を安全に管理する必要があるとの指摘が出ていた。これを受け、ソウル市教育庁は今年8月に教員の教育活動保護対策を発表し、学校訪問予約システムの構築計画を明らかにしていた。


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