道路に設置された取り締まり装置。「後面ナンバープレート取り締まり中」と記されている(資料写真)=(聯合ニュース)
道路に設置された取り締まり装置。「後面ナンバープレート取り締まり中」と記されている(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国警察庁は7日、車体の前面と後面をカメラで同時に撮影する両方向の無人取り締まり装置を今月13日から3カ月間、ソウル近郊・京畿道の4カ所で試験的に運用すると発表した。

 装置は楊州市と議政府市、九里市、高陽市の子ども保護区域(スクールゾーン)に試験的に設置する。

 この装置は1台で近づいてくる車体の前面ナンバープレートと遠ざかる車体の後面ナンバープレートを同時に識別するため、ナンバープレートが後ろにしかないバイクのスピード違反や信号無視行為をより効果的に取り締まることができる。1台で2台分の効果を得られ、予算削減にもつながると予想される。

 警察の関係者は、車体の後面を撮影する取り締まり装置の効果が確認されたため、バイクの交通ルール違反の根絶を目指して両方向の取り締まり装置を新たに開発したと説明している。警察によると、今年4~9月に後面の取り締まり装置でバイクの信号無視・スピード違反を3660件摘発した。


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