<女子ゴルフ>イ・ボミ、日本ツアー引退試合「マスターズGCレディース」の会場に特別展示館を設置
<女子ゴルフ>イ・ボミ、日本ツアー引退試合「マスターズGCレディース」の会場に特別展示館を設置
プロゴルファーのイ・ボミ(35)がJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)ツアーでの活動を終えることになり、ファンやマスコミ、共に汗を流してきた選手たちが別れを惜しみつつ新しいスタートを応援した。

イ・ボミ の最新ニュースまとめ

 イ・ボミは19日から兵庫県三木市のマスターズゴルフクラブで開催の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」(賞金総額2億円)で日本ツアーを引退する。

ーー引退するイ・ボミのために特別展示館を設置

 大会を主催する延田グループはイ・ボミの引退と新しい出発を記念して大会期間中にクラブハウス前に「イ・ボミ特別館」を設置。特別館にはイ・ボミが優勝した大会のトロフィーや写真などを展示し、引退を記念して作ったグッズなどを販売している。

 特別館のドアが開かれるやいなや、ファンはもちろん選手仲間たちも来場し、引退記念で作られたグッズを買うという風景も見られた。

 イ・ボミの日本マネジャーは「特別館を訪れるファンはもちろん、選手たちも優勝トロフィーを持って写真を撮ったり、本大会に出場する安田祐香や金田久美子も記念タオルを購入してキャディバッグに付けたりしていた」と伝えた。

ーーイ・ボミの引退ニュースにファンも再び集まった。

 イ・ボミはJLPGAツアーでもファンが最も多い選手の1人。全盛期には、イ・ボミが試合を終えてくると、サインをもらうために数十メートルの長い列ができることが多かった。一部の熱烈なファンは、シーズン中の全大会について回りながら応援したり、韓国で出場する大会まで応援に行ったりしていた。

 今大会を最後に、イ・ボミが日本で戦う姿を見ることができなくなると、これまで散らばっていたファンが再び集まった。

 また、イ・ボミもファンのためにサプライズイベントを準備。2015~2016年、2年連続賞金女王に貢献した清水重憲キャディーと共に最後の試合挑む。清水キャディーはJLPGAツアーで最多勝のベテランキャディー。2013年からイ・ボミのキャディーを務め、通算21勝のうち17勝を共にした。

 イ・ボミはこの日、9ホールの練習ラウンドを終えた後、記者会見に臨み、「今週がまだ終わっていないので最後まで良いコンディションを維持して最善を尽くす姿をお見せする」と誓った。

 2010年にKLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)ツアー賞金女王と大賞を受賞した後、2011年にJLPGAツアーを主戦場に移したイ・ボミは2012年3月、ヨコハマタイヤPRGRレディス大会での初勝利から通算21勝を収めた。

 日本進出5年目の2015年には賞金女王に輝き、翌年の2016年まで2年連続で賞金女王の座に就いた。特に2015年には2億3049万7057円の賞金を獲得し、JLPGAツアーでは初めて2億円突破という記録を達成した。

 また公式引退式は18日、第2ラウンドの試合後に行われる予定だという。
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