女子中学生殺人および死体遺棄事件のイ・ヨンハク容疑者が警察署から検察に送致される前に取材陣に心境を明らかにしている様子
女子中学生殺人および死体遺棄事件のイ・ヨンハク容疑者が警察署から検察に送致される前に取材陣に心境を明らかにしている様子
韓国で、死刑が確定したものの、刑が執行されずに未執行者として生涯を終えた死刑囚が25年間に12人だったことが分かった。

30日、法務部によると、1998年から今年6月まで死刑執行ではない病死、自殺など、その他の理由で死亡した死刑囚は計12人だった。

2021年・2019年1人と2015年2人、2011年1人、2009年4人、2007年2人、2006年1人の死刑囚が刑務所や拘置所において持病などで死亡した。

2019年7月、ソウル拘置所で持病により死亡した李某死刑囚(当時70歳)は、妻との内縁関係を疑った男性を殺害し、遺体を毀損・遺棄した罪で1999年2月に死刑が確定し、収容されていた。

同期間に減刑された死刑囚は19人になる。彼らは法律規定によって刑量を減らす刑法第55条(法律上減軽)により、無期懲役に減刑されたり、20年以上50年以下の懲役または禁固に減刑された。

死亡者と減刑者を除いて、現在残っている死刑確定者は計59人になる。このうち4人は軍刑法で死刑が宣告され、軍が管理している。

最近死刑が確定した犯罪者は2014年、前方部隊である陸軍22師団一般前哨(GOP)で銃を乱射し、同僚5人を殺害したイム元兵長だ。イム元兵長は2016年2月、最高裁で死刑を言い渡され、国軍刑務所に収容されている。

その直前には別れた恋人の両親を残忍に殺害した後、元恋人を監禁して性的暴行した20代の大学生チャン某死刑囚が2015年8月に死刑を宣告されている。
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