李氏は地検前で、「面識もない腐敗した企業家に100億ウォン(約11億円)もの大金を北に肩代わりさせるような重大犯罪を犯すほど私は愚かではない」と改めて疑惑を否定。「2年間、検察の数百人を動員し、数百回の家宅捜索を行い、数百人を調査したが、証拠は一つも見つからなかった」として、「その理由は事実ではないため」と主張した。また、「私を犯罪者に仕立て上げようとしても、ない事実は作れない」とし、「国民と歴史が判断し、裁くだろう」と強調した。
サンバンウルのキム・ソンテ元会長は2019年、李華泳(イ・ファヨン)元京畿道平和副知事の要請で京畿道が支払うべきだった北朝鮮のスマートファーム(農林複合型モデル農場)支援事業費500万ドル(約7億3400万円)と北朝鮮側が要求した当時の李在明・京畿道知事の訪朝費用300万ドルの計800万ドルを北朝鮮に渡したとされる。検察は当時知事だった李氏が関与していたとみて、李氏を第三者供賄容疑で立件した。
Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40