ジンエアーの旅客機=(聯合ニュース)
ジンエアーの旅客機=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本の札幌を出発して韓国・仁川に向かう予定だった韓国格安航空会社(LCC)のジンエアーの旅客機に不具合が発生し、乗客が20時間以上にわたり空港に足止めされたことが、21日分かった。 同社によると、前日正午に乗客362人を乗せて新千歳空港を出発する予定だったボーイング777の機体に不具合が見つかった。 点検の結果、現地に必要な部品がなく整備が困難であることが判明。ジンエアーは仁川空港で部品を調達し、代替便で札幌に送った。 同社は代替便を待つ間、乗客にエアプサンの便を利用するよう案内し、このうち32人がエアプサンの旅客機で仁川空港と釜山・金海空港に向かった。 ジンエアーの代替便は同日午後11時40分ごろに乗客182人を乗せて札幌を出発し、21日午前2時20分に仁川空港に到着した。  残りの乗客は整備を終えた旅客機に乗り、午前9時40分ごろに新千歳空港を出発した。 長時間空港で待たされた乗客からは不満の声が上がったという。 ジンエアーの関係者は、「繁忙期で現地のホテルをすぐに探すのが難しく、やむを得ず国内線庁舎に案内した」として、補償策を検討していると説明した。
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