キム・ウネ(金恩慧)大統領室広報首席秘書官は、この日の午後の会見を通じて「ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が今回、韓米日首脳会議に出席された意味を、過去のメッセージとともにお伝えしようと思う」と語った。
キム首席補佐官は「尹大統領はことし4月に米議会での演説を通じて、韓米同盟は自由・人権・民主主義という普遍的価値により結ばれた価値同盟であり、正義の同盟・平和の同盟であり、繁栄の同盟そして未来に向かって前進する未来同盟であることを明らかにした」とし「すなわち、価値・正義・平和・繁栄・未来という5つの価値をテーマに説明することができる」と語った。
キム首席補佐官は「きょう(専用機の)トラップに上がる尹大統領の行動は、8月15日の光復節(日本の植民地支配から解放されたことを祝う日)を機に実施された独立功労者および遺族を招待した昼食会、国連軍司令部の主要職位者との懇談会、光復節の祝賀メッセージ、そして今回の韓米日首脳会議に至るまで、その全てが繋がっていると申し上げる」とし「そして米キャンプデービッドで開かれる韓米日首脳会議が、この旅程のピークとなるだろう」と説明した。
尹大統領は去る15日の光復節祝賀メッセージで「強固な韓米同盟、さらに普遍的価値を共有する国々との連帯と協力は、対外依存度の高いわが国の経済が繁栄し発展する土台となる」とし「生死のかかった安保において協力する関係は、生活問題のかかった経済と先端科学技術分野においても、緊密に協力していく他に術はない」と語った。
また「自由を求め出発した大韓民国の旅程は、われわれに自由と独立だけでなく平和と繁栄をもたらした」とし「われわれがかつて自由を求め出発した旅程は、これからも立ち止まることなく続けられなければならない」と語った。
大統領室の高位関係者はこの日の午後記者たちに、今回の日米韓首脳会議の意味について「尹大統領は今回、グローバル中枢国としてのビジョンと韓国の未来を、首脳会議でおそらく示してくださるだろう」と語った。
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