北朝鮮の朝鮮中央テレビが7月31日に放送した「戦勝節」(朝鮮戦争休戦協定締結日、7月27日)70周年の記録映画の一場面。金正恩氏(中央)は27日、「戦勝節」行事に出席するため訪朝したショイグ国防相と面会し、記念品を手渡した=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国情報機関の国家情報院(国情院)は17日、国会情報委員会に対し、先月25~27日に訪朝したロシアのショイグ国防相が北朝鮮の金正恩(
キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)との間で「大きな枠組みの軍事協力案に合意したと判断される」と報告した。国会情報委で与党「国民の力」幹事を務める劉相凡(ユ・サンボム)議員が明らかにした。 この軍事協力案について国情院は、ロシアが自国への砲弾とミサイルの販売、合同軍事訓練を提案し、北朝鮮は西側諸国製兵器の貸与と老朽化した装備の修理を含む技術支援を要請したとの見方を示したという。国情院によると、ロシアの実務者が8月1日と2日にロシア軍機で訪朝して合意事項の履行で一致し、8日にはロシアの輸送機が平壌から軍需物資を搬出する様子が捉えられた。 国情院は「ロシアと北の軍事協力が加速すると予想される」と述べ、「ロシアの核ミサイルの中核技術が北に移転される可能性も念頭に置き、綿密に動きを追っている」と強調した。
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