今月10日にネット上に書き込まれた内容によると、河南省鄭州(ていしゅう)市に住む女性A氏は市内にある北龍湖で、ボードの上に立ちパドルを漕いで水面を進んでいく水上スポーツ「SUP(サップ)」を楽しんでいたところ、男が運転するモーターボートに轢かれて顔や脚にけがを負ったという。
これと共に公開された映像には、速度を出したモーターボートがA氏の乗ったボードに近づき、そのまま衝突する様子が映し出されている。また、別の映像ではあざだらけとなったA氏の顔や脚も公開された。
この書き込みが話題となり注目を集めると、鄭州市警察当局は14日に通知文を発表した。
警察の発表によると、A氏は今月4日午後4時ごろ(現地時間)にSUP体験をするため北龍湖を訪れた。同日午後4時45分ごろ、男Bがモーターボートに乗り現れ、水上を八の字に旋回し始めた。
その際にモーターボートがA氏の乗ったボードの近くまできたため、A氏に水しぶきがかかったという。ネット上ではこれを「1回目の衝突」と表現していると見られる。この時にA氏はBに対し近づきすぎないよう注意したと話している。
その後、午後4時48分ごろ、旋回して戻ってきたBのモーターボートが速度を上げたままA氏の乗ったボードに衝突し、A氏は衝突の勢いで水中に落下した。
当事者たちは当初、示談の方向で話し合いを進めていたが合意に至らず、警察が介入。警察は事故の経緯を調査した後、Bを10日間の行政拘留に処するとした。
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