「いたずらで」…殺人予告の容疑者149人検挙、約半数が10代=韓国(画像提供:wowkorea)
「いたずらで」…殺人予告の容疑者149人検挙、約半数が10代=韓国(画像提供:wowkorea)
14日午前9時までに韓国で殺人予告文を作成した149人が検挙され、このうち15人が拘束された。特に作成者のうち10代の割合は半数に迫る。

警察庁の国家捜査本部はきょう午前9時基準で韓国で作成された殺人予告文354件を確認し、このうち作成者149人を検挙、15人は拘束したと明らかにした。検挙された人のうち71人は10代で、全体の47.7%に達した。7日基準でも容疑者全体(65人)のうち10代の割合は52.3%(34人)、半数の水準を記録している。

これに先立ち、ソウル・シンリム(新林)駅、キョンギ(京畿)ソヒョン(書峴)駅などで発生した無差別殺傷事件をきっかけにオンラインでは特定地域に言及し凶器の写真などを掲載する「殺人予告文」の作成が大きく増えた。

実際に10代の間ではこのような殺人予告文の作成がいたずらとして考えられている。特に、5日には中学生Aさん(13)が自身のSNSに、「チョルサン(鉄山)中学校で刃物を振り回す」という文章を掲載し立件されており、「カリビアンベイで人を殺し、自分も死ぬ」という文章を掲載したB君(14)も警察に立件された。2人は警察の調査で、「友人といたずらとしてやった」と陳述したと伝えられた。

警察はこのような殺人予告文と関連した犯罪が国民の不安を加重させているだけに、逃走・証拠隠滅の可能性などを考慮し、できるだけ迅速に検挙し拘束捜査を実施する方針だ。警察関係者は、「いたずらだとしても殺人予告を掲載することは明白な犯罪に該当する」とし、処罰の可能性を強調した。
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