猛暑の中、父親の遺骨を撒いた息子が熱中症で死亡(画像提供:wowkorea)
猛暑の中、父親の遺骨を撒いた息子が熱中症で死亡(画像提供:wowkorea)
米テキサス州のある男性が砂漠で有名なユタ州のある国立公園で、父親の遺骨を撒いて熱中症で死亡する事件が発生した。

 CBSニュースなどの外信によると、テキサス州出身のジェームズ・バーナード・ヘンドリックス氏(66)は8月1日、ユタ州アーチーズ国立公園で遺体で発見された。

 先立って彼はフェイスブックを通じて「父親の遺骨を撒くために西部を旅行している」と明らかにした。続けて「父親と共にする最後の旅行」というタイトルの書き込みで旅行をする過程をアップしたりもした。

 ジェームズさんは先月28日、「交通渋滞を避け、最高の写真を撮るため、明け方にアーチーズ国立公園に入る計画だ」と明らかにした。ここは彼の父親が生前一番好きな場所だった。

 そして、これが最後の投稿となった。公園関係者によると、サンド・デューン・アーチの近くで1日、ジェームズの遺体が発見され、横には空のミネラルウォーターのボトルがあった。

 関係者は、「ジェームズが父親の遺骨を撒こうとしたが、暑すぎて熱中症で死亡したものとみられる」と付け加えた。

 遺族は「おそらく彼は暑さ、脱水および高度の高い環境で方向感覚を失って道に迷って亡くなったようだ」と話した。それと共に「彼が脱水症を誘発する血圧の薬を飲んでいるという事実も明らかになった」と付け加えた。

 メディアによると、ヘンドリックス氏が国立公園を訪問した当時の気温は37.8度を越えていた。特に国立公園内の一部地域は木と陰のない砂漠地形であるため、体感温度はさらに高かったものと推測される。

 一方、米国では7月に続き歴代最高気温記録更新が続き、さらに暑くなるだろうという警告が出されている。
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