韓国　きょうのニュース（８月９日）

◇台風６号　勢力強め韓国上陸へ　台風６号の接近に伴い、南部・済州島と南海岸では強風が吹くなど影響が出始めた。気象庁の最新の予報によると、台風は朝鮮半島を北上しながら縦断する見通しで、済州空港を午後６時半以降に離発着する航空便が全て欠航となり、船舶も避難するなど各自治体が対応に追われている。台風は１０日朝に全羅南道と慶尚南道の間の南海岸に上陸する可能性が高い。上陸までにさらに勢力を強め、１０日午前３時の時点で中心の気圧は９６５ヘクトパスカル、最大風速は３７メートルに達すると予想される。◇南部でバス衝突　世界スカウト大会のスイス参加者ら８人軽傷　南部の全羅南道順天市で９日午後０時４５分ごろ、ボーイスカウト・ガールスカウトの祭典「世界スカウトジャンボリー」（１～１２日）の参加者らが乗る観光バスと市内バスが衝突する事故が発生し、８人が軽傷を負った。観光バスにはスイスのスカウト隊員３６人と引率者、運転手の計３８人が乗っていた。隊員３人が軽い打撲傷などを負い、うち２人は近隣の病院で治療を受けている。市内バスに乗っていた乗客５人もけがをし、病院で治療中だ。事故に遭ったスイスのスカウト隊員らは順天の研修施設のキャンプ場で一晩過ごし、ソウルへ向かう途中だった。◇新規コロナ感染者６週連続増　増加幅は縮小　中央防疫対策本部が発表した統計によると、８月第１週（７月３０日～８月５日）の新型コロナウイルス新規感染者数は３４万６６９５人で、１日平均では４万９５２８人だった。新規感染者数は６月第４週から６週連続で増加傾向にあるが、増加率は１０．５%と直前週（２３．７%）とその前週（３５．８%）に比べ減少した。