韓国の政界関係者によると、李候補者の聴聞会所管常任委員会である国会科学技術情報放送通信委員会の与野党幹事はこの日、聴聞会の日程や証人採択などを協議し、18日に開催することで合意した。当初、国民の力は法定期限が終了する16日に、共に民主党は十分な準備期間確保のため、21日以降を主張して対立していた。
国民の力は放通通信委員会の運営を円滑化するため、早期に李候補者に対する聴聞会を終えて報告書を採択したい考えだ。一方、共に民主党は、証人出席や資料提出の要請などのため、十分な準備期間が必要だと主張している。
与野党は10日、科学技術情報通信委員会の全体会議で聴聞計画書を議決する予定だ。21日には聴聞報告書の採択可否を決める全体会議が開かれる見通しだ。国民の力所属のチャン・ジェウォン(張済元)科学技術情報通信委員長が与野党の合意を受け入れるかどうかが焦点となる。
聴聞会では、与野党が激しい攻防を展開するものとみられる。国民の力は、李候補者に対する共に民主党の疑惑提起は政治攻勢に近いと非難し、李候補者が未来志向的な放送政策を推進するのに適任者であることを強調している。一方、共に民主党は、李候補者の子どもが関与したとされる校内暴力事件などの疑惑を追及すると同時に、李候補者がマスコミへの圧力や介入を行う恐れがあるとして反対している。
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