世界スカウト大会　「終了まで最善尽くし支援」＝尹大統領が再度強調

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は夏休み最終日の8日、ソウル・竜山の大統領室に出勤し、ボーイスカウト・ガールスカウトの祭典「世界スカウトジャンボリー」（1～12日）のキャンプ地から撤収した世界各国の参加者の輸送や宿泊先、参加者のための文化プログラムなどについて報告を受け、政府全体が大会終了まで最善を尽くして支援するよう改めて指示した。

　また、「国民一人一人が（大会の）広報大使と思って各国のスカウトたちに接してほしい」と呼びかけ、「有終の美を飾れるようスカウトたちが安全と健康を維持し、韓国に対する良いイメージを持って帰れるよう最善を尽くして支援する」と強調した。

　大会は南西部・全羅北道セマングムで開かれた。だが台風6号が10日にも韓国に上陸すると予想されることから、主催者側は7日にキャンプ地からの撤収を決めた。撤収するのは156カ国・地域の約3万7000人で、8日午前から全国の八つの広域自治体にある128施設に移動している。