警察などによると、7日午前0時18分ごろ「金海空港で爆弾テロをする」というタイトルの文章がインターネットコミュニティーサイトに掲載された。
この文章には、「爆弾を爆発させ、ジャックナイフを持って行き、全員を殺す」という趣旨の内容が書かれていた。
また、きょう午前、金海空港の国際線1階で白い粉末が発見され警察が捜査したものの、有害物質ではないことが明らかになり、廃棄された。
警察は掲示物の作成者を追跡する一方、CCTV(防犯カメラ)などを確保し事件の経緯を調査している。また、万一の事態に備え警察特攻隊などの人員を投入し、空港警備を強化している。
済州空港でもきのう午後9時7分ごろ、オンラインコミュニティー「DCインサイド」に、「あす2時、済州空港に爆弾テロをしに行く」という内容の文章が掲載された。
警察は済州空港を2時間にわたり精密捜索したものの、危険物は発見されず、掲載者を追跡している。この掲示物の作成者は海外IPにより迂回(うかい)接続した後、掲示物を残したことが確認された。
大邱空港でもきのう午後11時16分ごろDCインサイドの掲示板に、「8月9日、大邱空港で爆弾テロをする予定だ。爆弾の設置はすべて終え、車で押し入り、凶器で人を刺して全て殺す」という文章が掲載された。
警察は大邱空港の捜索を実施したものの、テロの可能性のある物は発見されなかったと明らかにした。警察はテロが予告された9日にも大邱空港に人員を配置する予定だ。
警察は、「仁川空港、金海空港、済州空港などを対象とした同様の脅迫文が掲載されており、この件との関連性も確認する計画」と明らかにした。
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