サウジアラビアに向けて仁川空港を出発する韓国の趙太庸国家安保室長=4日、仁川(聯合ニュース)
サウジアラビアに向けて仁川空港を出発する韓国の趙太庸国家安保室長=4日、仁川(聯合ニュース)
【仁川聯合ニュース】韓国の趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室長は4日、米ワシントン郊外の大統領山荘キャンプデービッドで18日(現地時間)に開かれる韓米日首脳会談について、「北の核・ミサイル脅威が高度化している」として、「北のミサイル情報共有を含め、ミサイル防衛協力を議論する」と明らかにした。 ウクライナ和平に関する会合が開かれるサウジアラビアに出発する前、仁川国際空港で記者団に述べた。 趙氏は3カ国首脳会談に関し、「実に意味が大きい会議」と強調し、「3カ国の安保協力も一段と高いレベルにアップグレードされると思う」と述べた。同会談の定例化については、「共感を示しており、協議によって結果が出るだろう」との見通しを示した。 3カ国首脳のホットライン(直通電話)開設については、「ホットラインは古い概念で、そのような表現は出ないと思う」としながらも、「3カ国首脳の意思疎通を強化する方策についてはしっかり議論すると思う」と述べた。 韓国と日本が攻撃された場合、互いに協議する義務があるという内容が今回の共同宣言に含まれることを米国が望んでいるとの英紙の報道に関しては、「そのような文言は入りそうにない」とし、「正確ではない報道」と述べた。 米国が台湾有事の際に在韓米軍の旅団級部隊を派遣することを韓国政府に提案したという韓国紙の報道についても「全く事実ではない」とし、「議論されたことはない」と否定した。
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