土地開発疑惑で元特別検事拘束、証拠隠滅の恐れ=韓国(画像提供:wowkorea)
土地開発疑惑で元特別検事拘束、証拠隠滅の恐れ=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で大庄洞土地開発疑惑と騒がれているソウル近郊の土地開発事業に関与した疑いで、韓国のパク・ヨンス(朴英洙、71)元特別検事が3日に拘束された。ソウル中央地裁は、証拠隠滅の可能性があると判断し、検察の逮捕状請求を認めた。

 朴氏は、ウリィ銀行で社外理事や監査委員を務めていた2014年から15年にかけて、大庄洞土地開発の民間業者から請託を受け入れ、賄賂や不動産を約束された上で8億ウォン(約8700万円)を受領した疑いがある。また、特別検事として活動していた2019年から21年には、同業者が大株主だった資産管理会社から娘名義で11億ウォンを借り入れた疑いもある。

 検察は6月に逮捕状を請求したが却下された後、証拠や容疑を補強して先月末に再請求した。朴氏は3日午前、裁判所に出廷し、「法廷で真実を話す」と述べた。

「大庄洞の関係者から受け取った巨額の金が事業関連の請託の対価か」、「金づちで携帯電話を壊した理由は何か」など、具体的な質問には答えなかった。
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