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韓国 きょうのニュース(8月2日)
◇今夏の猛暑による死者すでに23人 自治体は熱中症対策に奔走 韓国で連日の厳しい暑さにより熱中症患者が急増し、死者も相次いでいる。政府は猛暑危機警報レベルを最も高い「深刻」に引き上げ、自治体と公共機関は対策に追われている。消防当局によると、今年5月20日から7月末にかけ、猛暑による熱中症が原因とみられる死者は21人と集計された。今月1日にも慶尚北道と全羅北道でそれぞれ高齢者1人の死亡が確認され、これを合わせると熱中症によるとみられる死者は23人となる。昨年の同期間(7人)の3倍以上多い。◇コロナ新規感染者 8月中旬には1日6万人の見通し 新型コロナウイルスの新規感染者数が5週連続で増加している。中央防疫対策本部によると、7月第4週(23~30日)の新規感染者数は計31万3906人で、直前の週に比べて23.7%増加した。防疫当局は、8月中旬の感染者の規模は昨年12月と同水準の1日平均約6万人(最高約7万6000人)と予想されるが、致死率の低下により死者数は昨年12月の半分程度になるとの見通しを示した。◇水深数十センチのプールで死亡事故相次ぐ 安全管理に問題 水深数十センチのプールでの死亡事故が全国で相次いでおり、対策を求める声が上がっている。1日午前、慶尚北道鬱陵郡のプールで小学生が水をポンプで吸い上げる取水口に腕を挟まれて死亡する事故が発生した。プールの水深はわずか37センチだったが、消防隊員による救助は高い水圧のため難航したという。現場には安全要員も配置されておらず、安全管理が不十分だったとの指摘が出ている。