1日、法曹界によるとチョ・ウォン氏は先月、ソウル中央地検公判5部の要請により書面供述書を出し、ヨンセ(延世)大学校大学院入試で虚偽書類を提出した嫌疑などに対する考えを明らかにした。
供述書にはチョ・ウォン氏が延世大学院修士号を自主的に返納すると明らかにした経緯も含まれているという。
検察関係者は「チョ・ウォン氏が書面で供述した内容をもとに今後の捜査方向を検討する予定だ」と明らかにした。
チョ・ウォン氏は2018年1学期、延世大学政治外交学科修士・博士統合課程に志願し、虚偽に作成されたソウル大学公益人権法センターインターン確認書、チェ・ガンウク(崔康旭)共に民主党(野党)議員名義の法務法人インターン確認書、ジョージ・ワシントン大学奨学証明書を提出した嫌疑などを受けている。
チョ・ウォン氏は先月10日、チョ前長官側の弁護人を通じて延世大学院修士号を返却する意思を明らかにしている。
現在、チョ・ウォン氏と姉のチョ・ミン氏(32)はチョ元長官と母親のチョン・ギョンシム(鄭慶心)元トンヤン(東洋)大学教授の入試不正嫌疑の共犯として立件されている。
チョ・ウォン氏の嫌疑は共犯であるチョ元長官の控訴審が進行しているため、公訴時効が停止された。一方、チョ・ミン氏の一部の嫌疑はチョン元教授の有罪確定で時効が再び進行し、今月26日に完成される。
検察はチョ・ミン氏の公訴時効が満了する前に、関係者たちの態度などを総合して起訴するかどうかを決める計画だ。この時、チョ・ウォン氏の疑惑を含め、公訴時効が停止された嫌疑についても共に結論を下す可能性がある。
検察は先月15日にチョ・ミン氏を召還して取り調べ、嫌疑に対する考えの変化などを確認した。
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