北朝鮮メディアの動向報道、最多登場は金永南氏

昨年、北朝鮮の公式メディアで動向報道の回数が最も多かったのは金永南（キム・ヨンナム）最高人民会議常任委員長だったことがわかった。統一部の情報分析本部が11日、朝鮮中央放送、平壌放送、労働新聞、朝鮮新報など北朝鮮公式メディアの報道内容を分析した結果を明らかにした。
　それによると、金委員長の動向が紹介された回数は昨年337回で、金正日（キム・ジョンイル）総書記の205回を上回った。統一部は、金委員長が北朝鮮の名目上のトップであり、外賓との面会や外交使節の出迎えなど対外活動の頻度が高いためと分析している。

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　次いで崔泰福（チェ・テボク）朝鮮労働党中央委員会秘書が123回、金基南（キム・ギナム）党中央委員会秘書が107回、楊亨燮（ヤン・ヒョンソプ）最高人民会議常任委員会副委員長が83回、金仲麟（キム・ジュンリン）党中央委員会秘書が76回、金英逸（キム・ヨンイル）首相と文在哲（ムン・ジェチョル）対外文化連絡委員会委員長代理がそれぞれ70回だった。