尹大統領はきょう午前に主宰した首席秘書官会議で国土交通部(部は省に相当)のウォン・ヒリョン(元喜龍)長官にこのように指示したと、大統領室のイ・ドウン報道官が書面会見を通じ伝えた。
国土交通部はきのう午後、LHソウル地域本部で元長官の主宰により「公共住宅緊急安全点検会議」を開き、LHが発注したアパートの全数調査の結果、91の団地のうち15の団地で地下駐車場に「せん断補強筋」がきちんと設置されていないことがわかったと明らかにした。10の団地は不十分な設計により鉄筋が外れており、5つの団地は施工が不十分なことがわかった。このうち5つの団地はすでに入居を終えていると把握された。
元長官はきのうLHに、「フラットスラブ構造により設計・施工し、せん断補強筋などの必須設計と施工漏れを生じさせた設計と監理責任者に対し最も重い懲戒措置とともに、速やかに捜査を依頼し、告発措置をしてほしい」と求めた。
元長官はまた、「全面的な人事措置と捜査依頼、告発措置など国民の信頼を回復するための全ての措置を尽くす」とし、「このような事態が起きたことについて国民に深く謝罪する」と話した。
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