韓国の乗用車輸出は北米や欧州連合(EU)などでの需要回復、車載用半導体の需給改善、エコカーの需要拡大などで好調をみせている。昨年1~3月期以降、5期連続で輸出額が増加した。
今年4~6月期の乗用車の輸出台数は前年同期比33.3%増の73万台だった。輸出単価は1台当たり2万2841ドルで9.8%上昇した。
エコカーは輸出額が前年同期比70.7%増の63億1000万ドルだった。輸出台数が19万7000台と49.2%増え、輸出単価は1台当たり3万1960台と14.4%伸びて過去最高となった。
一方、乗用車の輸入は前年同期比32.9%増の45億8000万ドルで過去最高となった。輸入台数は9万台で11.9%増加した。
1~6月期では乗用車の輸出額は320億ドルで前年同期比43.8%増え、輸入額は83億ドルで29.0%増加した。いずれも過去最高を更新した。
関税庁は「エコカーの輸出と輸入がいずれも過去最高となり、乗用車貿易全体をけん引した」と分析した。
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