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韓国 けさのニュース(7月31日)
◇熱中症による死者相次ぐ 水の事故・停電も 全国で猛烈な暑さが続く中、熱中症による死者の発生が相次いでいる。疾病管理庁によると、5月20日から今月28日までに熱中症と診断された人は938人(推定死者3人)で、梅雨明けから急増した。今週末に熱中症で死亡、または死亡したと推定される事例は12件で、これらを統計に加えると今夏の熱中症による死者は15人となる。海や渓谷で水遊びをしていて命を落とす事故や、電力使用量の増加による過負荷と推定される停電も相次いだ。気象庁は当分の間、全国のほとんどの地域で体感温度が33~35度前後と蒸し暑い天気が続くとの見通しを示した。◇上半期の訪日韓国人313万人 訪韓日本人の3.6倍 韓国観光公社と日本観光庁によると、今年上半期(1~6月)に日本を訪れた韓国人は312万9000人で、韓国を訪れた日本人(86万2000人)の3.6倍に上った。今年上半期に日本を訪れた外国人は1071万2000人で、訪韓外国人(443万1000人)の2.4倍だった。外国人が韓国よりも日本を多く訪れているのは円安の影響もあるが、日本の場合、東京以外の地域も人気を集めている点が要因として挙げられる。韓国も外国人観光客がソウルのみに集中しないよう地方の観光地を開発し、コンテンツやマーケティングをさらに強化すべきとの指摘が出ている。◇原発輸出「営業社員」育成へ 商務官内定者向けに初の研修 原発輸出業務を主管する産業通商資源部は、エジプト、ルーマニアに続き尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権で3カ国目となる原発輸出を推進するため、今年下半期に海外公館に派遣される商務官内定者11人を対象にワークショップを開催した。商務官内定者らは原発の歴史や世界の原発市場の動向、原発の原理、輸出事例、原発輸出統制制度など専門家の講演を聞いて原発セールスのための専門知識を学んだ。同部が海外に派遣される新任商務官を担当に研修を行うのは今回が初めて。◇上半期の農水産物輸出額59.5億ドル 前年比3.8%減 韓国農水産食品流通公社(aT)によると、今年上半期の農水産物輸出額は約59億5000万ドル(約8380億円)で、前年同期比3.8%減少した。農水産物の輸出額はここ数年増加傾向を示し、昨年上半期には60億ドルを突破したが、今年はこれに及ばなかった。今年1~3月期の農水産物輸出額は前年同期比2.8%減少したが、上半期の輸出額減少幅はこれよりさらに拡大した。