外交関係者によると28日、駐韓ウクライナ大使館は今回物議をかもした1等書記官が近く本国に召喚される予定だと、韓国外交部(日本の外務省に相当)に通知したことが分かった。
駐韓ウクライナ大使館の1級書記官である40代のこの男性は25日午後11時50分頃、ソウル・ヨンサン(龍山)区梨泰院のある居酒屋に並ばず入店しようとしたが、これを止めようとする従業員と利用客に乱暴を働き、出動した警察が身分確認を要請すると、腕を振り回して暴行した疑いを受けている。
警察は現場でこの男性を逮捕したが、ウクライナ外交官の身分を確認した後に釈放した。
韓国国内に居住するウクライナ・ディアスポラ団体も声明を出して、「ウクライナ出身で市民権を持つ私たちは、大使館代表のうち1人をめぐる事件について大韓民国の国民に適切な謝罪をしたい」とし「我が共同体は代表者の行動に信じられないほど恐ろしく、疎ましく衝撃を受けており、彼の行動を全面的に非難する」と発表した。
続けて、「この個人が彼の暴力的な行動で大衆に混乱を与えているということを恥ずかしく思う」とし「大韓民国のウクライナ大使館が一般法によって該当個人に対する適切な処罰だけでなく、意味ある十分な謝罪をすることを期待する」と付け加えた。
今回の事態についてウクライナ大使館は、「今回の事件によりご迷惑をおかけし、韓国国民と関連したすべての方に心よりお詫び申し上げる」と明らかにした。
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