LGのロゴ(資料写真)=(聯合ニュース)
LGのロゴ(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子が27日発表した2023年4~6月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比6.3%減の7419億ウォン(約810億円)だった。 営業利益は韓国金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが取りまとめた市場予想(9730億ウォン)を23.8%下回った。共同開発した米ゼネラル・モーターズ(GM)の電気自動車(EV)「シボレー・ボルトEV」のリコール(回収・無償修理)費用の上昇分を反映し、今月7日発表の速報値(8927億ウォン)から約1500億ウォン減少した。 純利益は1953億ウォンで前年同期比42.2%減少した。一方、売上高は2.7%増の19兆9984億ウォンとなり、4~6月期として過去最高を記録した。 事業部門別では、生活家電のホーム・アプライアンス&エア・ソリューション(H&A)事業本部の営業利益が前年同期比約40%増の6001億ウォンとなった。売上高は7兆9855億ウォン。 テレビなどのホーム・エンターテインメント(HE)事業本部は営業利益が1236億ウォンと、前年同期に比べ大幅に伸びた。売上高は3兆1467億ウォンだった。 車載部品のビークル・コンポーネント・ソリューション(VS)事業本部は営業利益898億ウォン、売上高2兆6645億ウォンで4~6月期として過去最高を記録した。ただ、21年に発生した「シボレー・ボルトEV」のリコール過程での車両部品の材料費上昇分を反映し、最終的に612億ウォンの営業損失を計上した。
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