フランス・ボバール動物園で誕生したジャイアントパンダ「圓夢」中国へ帰国＝中国報道

フランス・ボバール動物園のジャイアントパンダ「圓夢（ユエンモン）」が26日午前、中国に帰国した。

フランス時間25日午前9時25分、「圓夢」はボバール動物園を出発しパリのシャルル・ド・ゴール空港へ向かった。空港にはフランスの大統領夫人ブリジット・マクロン氏も見送りに駆け付けた。

ブリジット氏は記者のインタビューに対し「何年も『圓夢』の成長を見守ってきた。中国とフランスの友好の象徴である『圓夢』が、中国に戻ってからもすくすくと成長することを願う」と話した。

26日午前に中国・四川省成都市に到着した「圓夢」は隔離検疫場に移され、30日間の隔離検疫期間に入った。

一方、「圓夢」は2017年8月4日にフランスで生まれた初の雄のジャイアントパンダ。「圓夢」の両親である「圓仔（ユエンザイ）」と「歓歓（ファンファン）」は2012年に成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地からボバール動物園に貸し出された。