「新林洞・無差別殺傷事件」の容疑者…犯行前に「香港無差別殺人」を検索=韓国(画像提供:wowkorea)
「新林洞・無差別殺傷事件」の容疑者…犯行前に「香港無差別殺人」を検索=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル・クァンアク(冠岳)区・シンリム(新林)洞で起きた「無差別殺傷事件」のチョ・ソン容疑者(33)がポータルサイトで「香港無差別殺人」、「精神病院の強制入院」などを検索していたことが27日確認された。

ソウル冠岳警察署は、チョ容疑者が6月初めごろポータルサイトで「香港無差別殺人」、「精神病院の強制入院」、「精神病院の脱出」、「精神病院の入院費用」などを検索した事実を確認したと明らかにした。

これは2023年1月1日から現在までの検索記録をポータル側から提出を受け分析した結果だ。6月初めごろに検索記録が集中し、7月には事件と関連のある記録はないことがわかった。

チョ容疑者が検索した「香港無差別殺人」はことし6月2日に香港のショッピングモールで30代の男が20代の女性2人を凶器で殺害した事件だ。面識のない通行人に向け凶器を振り回し死亡させたという点、無職の状態だったという点などにおいて新林洞の事件と類似する。チョ容疑者が模倣犯ではないかとの推測も出ている。

また、チョ容疑者は「精神病院」と関連したキーワードを数回にわたり検索していたが、警察の調査の過程で「うつ病だった」と主張していると伝えられた。警察は、「容疑者の陳述、犯行過程などをもとに関連性を検討している」と話した。

チョ容疑者は今月21日、ソウルの新林洞一帯で通行人に向け凶器を振り回した。この事件で20代の男性1人が死亡し、30代の男性3人が大けがを負った。28日にソウル中央地検に拘束送致される予定だ。
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