韓国海軍はきょう(24日)アナポリスの入港を伝え、「作戦任務のうち軍需積載の目的」と明らかにした。そして、「米韓海軍はアナポリスの入港を契機に連合防衛態勢を強化し、米韓同盟70周年を記念し交流活動を実施する予定」と説明した。
米国の原子力潜水艦は核弾頭を装着した戦略原子力潜水艦(SSBN)と在来式の弾頭を装着した攻撃原子力潜水艦(SSN)に分けられる。今回入港したアナポリスとことし2月に釜山の作戦基地に入港した「スプリングフィールド」は巡航ミサイルなどを搭載したSSNだ。対艦戦および対潜水艦戦を主任務とする。米国のSSNは韓国の港を度々訪問してきた。
しかし今月18日に訪韓したケンタッキーは42年ぶりのSSBNの入港だった。SSBNが他国に寄港することは珍しく、今回の釜山寄港の公開は異例的だった。航路と目的地は非公開が原則であるため、SSBNは他の潜水艦とともに訓練しないものとみられる。
米国が計14隻を保有するオハイオ級のSSBN1隻の戦力は大概の核保有国に匹敵するものと評価される。船体の長さ170メートル、幅12メートルで、世界で最も巨大なSSBNの1つに挙げられるが、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の射距離の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)である「トライデント2D5」約20基を積載することができる。
トライデント2のミサイル1発には互いに別の目標物を打撃することのできる8~14個の核弾頭(MIRV)を装着できるが、オハイオ級1隻に積まれるトライデント2のミサイルの総威力は広島に落とされた原子爆弾1600発の威力に次ぐものと評価される。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85