国防部のチョン・ハギュ報道官=(聯合ニュース)
国防部のチョン・ハギュ報道官=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は17日、ロシアから侵攻を受けるウクライナへの軍需品支援の拡大に関し、殺傷能力のある兵器を供与しないとする方針を改めて示した。 韓国大統領府は前日、ウクライナに対し地雷探知機・除去機の支援を拡大する方針を明らかにした。国防部のチョン・ハギュ報道官は17日の定例会見で「殺傷武器の非提供の方針は有効か」と尋ねられ、「殺傷武器を支援しないという政府の方針に変わりはない」と答えた。 韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領はこのほどウクライナを訪問しゼレンスキー大統領と会談したが、その前に5月にも日本の広島で会っている。チョン氏は「5月の首脳間の会議以降、ウクライナ側からの要請で地雷除去機、緊急搬送車などの積極的な支援を検討した」とし、今月初めに携帯型の地雷探知機と防護服の提供を決定して輸送機で送ったと説明した。具体的な支援事項や追加支援についてはさらに議論が必要との認識を示した。 
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