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韓国 けさのニュース(7月17日)
◇大雨で40人死亡 地下道浸水の死者13人に 中央災難(災害)安全対策本部によると、全国に降り続いた大雨の影響で17日午前6時までに39人が死亡、9人が行方不明となっている。この発表後に、中部の忠清北道清州市・五松にある地下車道の浸水現場で1人の遺体が見つかり、地下道浸水による死者は13人となった。自宅などから一時避難した人は主要15市・道とその他の111市・郡・区で計1万570人に上る。◇ソウル・潜水橋の通行止め4日目 市内3カ所の道路も 首都圏などを襲った大雨の影響で、ソウル・漢江にかかる橋のうち1カ所と市内の道路3カ所が通行止めとなっている。ソウル市交通情報センター(TOPIS)によると、17日午前6時現在、盤浦大橋の下の潜水橋で両方向の通行が規制されている。潜水橋は漢江の水位上昇に伴い、14日午前から車両と歩行者の通行が規制されている。◇大雨被害地域 「特別災害地域」に指定へ 大統領室は、大雨により大きな被害を受けた慶尚北道と忠清北道を中心に「特別災難(災害)地域」の指定を検討している。大統領室の関係者が聯合ニュースの取材に対して明らかにした。特別災難地域に指定されれば被害の復旧費用の一部が国費で賄われ、公共料金の減免などの措置が受けられるようになる。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領がリトアニア、ポーランド、ウクライナ訪問を終えて17日に帰国したことで、関連手続きが急ピッチで進むと予想される。◇尹大統領が帰国 大雨被害対応へ 尹錫悦大統領は17日早朝、リトアニア、ポーランド、ウクライナ訪問を終え、大統領専用機で帰国した。尹大統領はリトアニアで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に「パートナー国」として出席し、NATOと西欧国との協力を強化した。ウクライナではゼレンスキー大統領と会談するなどした。尹大統領はこの日午前、中央災難(災害)安全対策本部会議を主宰し、大雨による被害と対応策を緊急点検する予定だ。◇ソウルの「女性優先駐車場」 家族向けに転換へ ソウル市は、公共施設や大型施設の駐車場に設けられた「女性優先駐車場」を「家族配慮駐車場」に転換する内容の改正条例を18日に公布・施行すると発表した。女性優先駐車場は2009年、女性の安全確保を目的に導入された。しかし、実際に女性が利用する割合は16%にとどまっており、弱者として配慮されることを好まない女性もいることから、制度改善の必要性が提起されていた。