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韓国大統領室 ウクライナへの地雷探知機・除去機支援拡大表明
【ワルシャワ聯合ニュース】韓国の金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長は16日、ポーランドの首都ワルシャワで記者会見し、ウクライナに対する地雷探知機・除去機の支援を拡大する方針を示した。 金氏は5月に日本の広島で開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)で尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が会談した際、ゼレンスキー大統領が今後の再建事業への支援を要請したとして、今月15日の尹大統領のウクライナ訪問に合わせ、安全保障分野、人道分野、再建分野でそれぞれ三つの支援パッケージを用意したと説明。この九つのウクライナ支援パッケージは「ウクライナ平和連帯イニシアティブ」と名付けたと述べた。 また、「ウクライナの戦争遂行能力を支援するため、世界銀行を通じ財政状況を適切な水準で支援する」として、「ウクライナの子供の精神治療、人道支援システムを構築していく」と明らかにした。 安保分野では「軍需物資支援を拡大し、中長期的な防衛事業協力を構想する」とし、「食料安保とエネルギー安保でも国際社会との協力を拡大する」と述べた。 ゼレンスキー大統領が提唱した「平和サミット」の開催に向けた緊密な協力も確認したという。 ウクライナの再建に向けた協力を巡っては、対外経済協力基金(EDCF)と政府開発援助(ODA)を通じた支援を並行して行う方針を示した。ウクライナは2次電池や電気自動車生産などへの直接投資も要請したという。