クォン長官は同日午前、ソウルCOEXで開かれた北朝鮮人権博覧会「NKアセンブリ」で祝辞を通じて「ユン・ソギョル(尹錫悦)政府が北朝鮮人権改善を北朝鮮の核問題と同じくらい重要な課題とし、多方面の努力を傾けている理由」としてこのように述べた。
クォン長官は「北朝鮮当局は外部との疎通や交流を遮断しており、人権改善を促す韓国政府と国際社会の声にも最後まで背を向けている」としながらも「北朝鮮の拒否で直ちに効果を上げることは難しいとか、北朝鮮の心に触れて対話が難しくなるという理由で、われわれの努力を止めたり疎かにしてはならない」と強調した。
続けて、彼は「北朝鮮人権改善に対する韓国国民と国際社会の認識を高め、共感を拡散していく努力を持続的に繰り広げていかなければならない」とし、「北朝鮮人権の残酷な現実を正確に把握して、具体的な実状を広く知らせることに力量を集中する必要がある」と主張した。
統一部はこのため、ことし3月に歴代政府として初めて「北朝鮮人権報告書」を公開発刊し、最近は英語版も公開した。ただ、クォン長官は「しかし、依然として不足していて、改善していかなければならない点が多い」とし、「北朝鮮当局がわれわれと国際社会の声に背を向けないよう、絶えず促して圧迫しなければならない」と付け加えた。
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