12日、韓国インチョン(仁川)地検刑事3部は、医療法違反などの疑いで警察が送致した高校を中退したA氏(15)に、特殊傷害と恐喝容疑を追加し不拘束起訴したと明らかにした。
A氏は昨年10月、仁川のあるモーテルでB氏(14)など、後輩中学生2人の体に、強制的にタトゥーを掘った。当時A氏は、麻酔もしないまま太ももや左腕、胸などに電動機械でタトゥーを刻んだことが分かった。
警察から事件を移された検察は、補完捜査過程で、針が付いた電動タトゥー機は危険物に該当すると判断し、傷害疑惑を特殊傷害に変更した。
また昨年3月からことし5月まで、B氏から約2万ウォン(約2200円)を奪った事実を追加で確認し、共謀容疑も公訴状に含めた。
これに先立ち、A氏は先月1日に放送されたMBC「実話探査隊」で「お金を奪ったのは事実で、私が彼らにとって怖い先輩であることも正しい」と、違法タトゥーについて「(被害学生らが)したくてしたこと」という主張をした。
A氏は警察の調査でもこのような趣旨の陳述をし、容疑を否認したことが分かった。しかし被害を受けたB氏は「タトゥーを入れたくなかったが(私を)実験対象とした」と言及している。
検察側は「A氏が被害者に対し、回復が難しいほどの身体・精神的被害を与えた」とし「事案が重大で被害も大きいと見て、検察市民委員会会議を経て起訴した」と明らかにした。
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