Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40
韓国 きょうのニュース(7月12日)
◇北の長距離弾道ミサイル 1千キロ飛行し朝鮮半島東の海上に落下 韓国軍合同参謀本部は12日、北朝鮮が同日午前10時ごろ、平壌付近から朝鮮半島東の東海上に向け長距離弾道ミサイル1発を発射したと明らかにした。ミサイルは高角度で発射され、約1000キロを飛行し東海上に落下したという。北朝鮮の弾道ミサイル発射は先月15日以来で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)だった場合、「火星18」を発射した4月13日以来となる。◇北のミサイル発射で緊急NSC開催 尹大統領「代価伴う」 北朝鮮がICBMと推定されるミサイル1発を発射したことを受け、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するため訪問しているリトアニアで緊急の国家安全保障会議(NSC)常任委員会を主宰した。大統領室によると、尹大統領は「北の違法な行為には代価が伴うことを明確にすべきだ」として、「韓米核協議グループ(NCG)」を通じ拡大抑止の実行力をさらに強化するよう指示。「韓米、そして韓国が独自に取る軍事・外交的措置を着実に実施すべきだ」とも指示した。◇あすから梅雨本番 首都圏で2日間に250ミリ以上の降水も 気象庁によると、発達した梅雨前線の影響で13日から再び全国で降水量が増える見通しだ。13日から14日にかけての予想雨量は南部・済州島を除く全国で50~150ミリ、済州島は5~40ミリ。首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)の多い所では250ミリ以上、江原道内陸や江原道山間部、忠清道北部で最大200ミリ以上となっている。梅雨前線は18日ごろまで韓国の近くで南北に移動を繰り返すとみられ、17日までは全国、18日は中部地方、19日は南部地方、20日は済州島を中心に雨の予報となっている。◇失業手当下限額の引き下げ・廃止検討 不正受給への制裁強化 政府と保守系与党「国民の力」が、最低賃金の80%と定められている失業給与(失業手当)下限額の引き下げまたは廃止を検討する。手当の不正受給に対する特別点検を増やし、形だけの求職活動を行った受給者らへの制裁を強化する方針だ。国民の力の朴大出(パク・デチュル)政策委員会議長が、党労働改革特別委員会が開いた失業手当の制度改善に向けた党と政府、企業関係者らによる公聴会後に記者会見で伝えた。