同党のシン・ジュホ副報道官は論評で、「金議員は財産の縮小申告で罰金刑を受けたばかりでなく、北朝鮮への塩支援事業で補助金を流用した疑惑も捜査中だ。それでも民主党は復党要件が満たされたと言っているが、これでは有罪判決や警察捜査があっても、議員職を失わなければ無罪とすることになり、党が面倒を見るということだ」と指摘した。
また、「物議を醸した人物を離党させてイメージ回復を図り、静かになったらこっそり復党させるのは、耳を掩うて鐘を盗むような行為だ。民主党の革新委員会は革新案の第2号として、このような小細工に対策を出すと言っているが、金議員の復党はその革新案に泥を塗ることだ。そもそも革新や刷新、反省や変化などという言葉は、民主党には似合わない」と強調した。
故キム・デジュン(金大中)元大統領の三男である金議員は、2020年に財産申告漏れの疑惑が浮上し、民主党から除名されたが、今月7日に復党した。
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