韓国首相　パナマ大統領と会談＝公共事業参加へ支援要請

【ソウル聯合ニュース】パナマを公式訪問している韓悳洙（ハン・ドクス）韓国首相は６日（現地時間）、同国のコルティソ大統領と会談した。韓国の国務調整室が伝えた。　韓氏は会談で、「今後パナマ政府が推進する公共事業に韓国企業が参加できるよう、引き続き関心を持って支援してほしい」と要請した。　韓国の首脳クラスがパナマを公式訪問したのは２０１０年の李明博（イ・ミョンバク）大統領（当時）以来１３年ぶり。　　　中米最大の貿易パートナーであるパナマでは、韓国の現代建設・ポスコ建設・現代エンジニアリングによるコンソーシアム（企業連合）が２１年２月から都市鉄道３号線の建設を行っている。同コンソーシアムは２２年４月に水底トンネルの建設事業も受注した。　　ポスコ建設は、２１年１２月に受注した天然ガス複合火力発電所の建設事業と液化天然ガス（ＬＮＧ）ターミナルの増設工事を進めている。　コルティソ大統領は韓氏に対し、通商・投資、科学技術、教育、環境などの分野で韓国との協力拡大を希望すると述べた。　韓首相は７日に都市鉄道３号線の建設現場を訪問した後、帰国の途に就く。