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韓国 きょうのニュース(7月6日)
◇汚染水放出巡る政府独自の検討報告書 7日に公開 東京電力福島第1原発の処理済み汚染水海洋放出計画の安全性を検討している韓国政府は、7日に点検内容をまとめた独自の報告書を公開する。国務調整室の朴購然(パク・グヨン)第1次長が6日、定例会見で明らかにした。報告書には同院が行った分析内容に加え、5月に韓国政府の視察団が福島で確保した生データの分析内容、東電による海洋放出設備の試運転に対する評価なども含まれる。◇尹大統領がリトアニアとポーランド訪問へ NATO首脳会議機に韓日会談か 尹錫悦大統領は10~15日にリトアニアとポーランドを訪問する。リトアニアでは北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席する。大統領室が発表した。大統領室によると、尹大統領がNATO首脳会議に合わせ、日本の岸田文雄首相と会談する方向で調整を進めている。大統領室高官は記者会見で、「韓日首脳会談が実現すれば、福島処理水問題が(議題に)出る可能性もある」と述べた。◇新生児の遺体を遺棄 父親と母方の祖母を逮捕 病院で生まれた記録はあるものの出生届が提出されていない乳幼児の死亡が相次いで確認されている中、京畿道の竜仁東部警察署は2015年に生後間もない子どもを殺害し、遺体を遺棄した疑いで父親と母方の祖母を逮捕した。2人は母親に知らせずに犯行を行ったとみられる。警察関係者は、父親が母親に対して子どもが健康に異常のある状態で生まれ、すぐに亡くなったと話していたとして、母親が犯行を知っていたかどうかは確認が必要だと説明した。◇梨泰院雑踏事故 地裁が管轄警察前署長の保釈認める 159人が死亡した昨年10月のソウル・梨泰院の雑踏事故で、ソウル西部地裁は現場の警察対応を指揮した竜山警察署の李林宰(イ・イムジェ)前署長の保釈を認めた。李氏は昨年12月、同事故の捜査を手掛けた警察庁の特別捜査本部により逮捕され、勾留されていた。検察は、ハロウィーンによる人出で事故が予見できたにもかかわらず事故防止対策を立てず、被害を拡大させたとして、業務上過失致死傷の罪で今年1月に李氏を起訴した。今回の保釈により、同事故を巡り逮捕・起訴された被告6人全員が在宅で裁判を受けることになった。◇高速道路事業を白紙化 大統領夫人優遇疑惑で 元喜龍(ウォン・ヒリョン)国土交通部長官は、京畿道河南市と楊平郡をつなぐソウル―楊平高速道路の建設事業を全面的に中止すると発表した。これに先立ち、最大野党「共に民主党」などは、国土交通部が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏一家を優遇するため、一家の土地がある楊平郡江上面を終点とするよう高速道路の路線変更を試みたとの疑惑を提起していた。