韓国　けさのニュース（７月６日）

◇「汚染水海洋放出に反対」　最大野党が国会で座り込みへ　　最大野党「共に民主党」の国会議員は６日午後７時から７日正午まで国会本会議場前の中央ホールで、東京電力福島第１原発の処理済み汚染水の海洋放出に反対する座り込みを行う計画だ。同党の議員全員が参加し、汚染水放出計画の撤回を日本に要求する演説を順番に進め、韓国政府の対応を批判するメッセージを打ち出す。一方、日本からは社会民主党議員らが６日に来韓し、韓国の政党と共に汚染水放出反対の声を上げる。野党「正義党」と共に民主党の議員らが行っているハンガーストライキの現場を訪れるほか、国会で懇談会を開く予定だ。◇韓日財界　「産業協力フォーラム」開催　韓国の全国経済人連合会（全経連）と日本の経団連は６日、ソウルの全経連会館で「韓日産業協力フォーラム」を共催した。フォーラムには韓国側から金秉準（キム・ビョンジュン）全経連会長職務代行、金ユン（キム・ユン）韓日経済協会会長（三養ホールディングス会長）、日本側から十倉雅和・経団連会長（住友化学会長）らが出席した。また、韓国政府を代表して李昌洋（イ・チャンヤン）産業通商資源部長官、日本政府から松尾剛彦・経済産業省通商政策局長が出席した。全経連の金会長代行は開会のあいさつで「経済だけは韓日関係が立ち止まったことがない」として「産業発展の歴史の中で韓国と日本は善意の競争者であり、危機をチャンスにする方法を共に模索する協力と発展のパートナーだった」と強調した。　◇湿度高く蒸し暑い天気に　各地に猛暑警報・注意報　６日の天気は晴れ時々曇りで、全国的に気温が上昇する見通しだ。最高気温は２７～３５度の予報となっている。京畿道南部の内陸と江原道、全羅南道東部、慶尚道には猛暑警報・注意報が発令されている。湿度が高いこともあり体感温度は３３度以上と非常に蒸し暑くなりそうだ。夜から７日朝にかけて東海岸を中心に熱帯夜となるところがあり、健康管理に注意が必要だ。粒子状物質（ＰＭ）の濃度は全国的に「良い（低い）」～「普通」レベルと予想される。◇２４年最低賃金巡る議論継続　労使がきょう２次修正案提示へ　最低賃金委員会は６日午後に会議を開き、２０２４年の最低賃金を巡って議論を続ける。労使はこの日の会議で、最初の要求案に対する２次修正案をそれぞれ提示する予定だ。４日の会議で、労働者側は時給１万２１３０ウォン（約１３４０円）、使用者側は時給９６５０ウォンを１次修正案として提示。最初の要求案より労働者側は８０ウォン引き下げ、使用者側は３０ウォン引き上げた。労使が提示した１次修正案は、今年の最低賃金（時給９６２０ウォン）よりそれぞれ２６．１%、０．３%高い。